キャバクラのほとんどは繁華街にあるので、交通の弁が悪いということはありません。
しかし自分が住んでいる場所が、そうした繁華街から離れていたとしたら、キャバクラで仕事をしたくてもできないということあるでしょう。通勤に時間がかかりすぎるのはかなり大変ですからね。
でも諦めるのはまだ早いです。キャバクラには、寮を完備しているお店も沢山あります。
この記事では、キャバクラの寮について紹介していきましょう。
このお店でボーイの仕事をしたいけど遠い……
キャバクラ求人のあるあるの1つに、ものすごく待遇がいいお店を見つけたのに、場所があまりにも遠過ぎて通えないというものがあります。
引っ越しをすればいくらでも通えるのですが、思い立ったらすぐに引っ越せるほどの貯金を持っている人は少ないです。
そこで活用したいのが「寮」です。昔は寮を用意していないキャバクラも多かったのですが、最近はその状況が変わってきています。
一部の有能な人以外、ボーイは使い捨てのような扱いをされていた時代がありました。
しかし夜の世界にも人材難が進んでいるので、優秀な人や見込みのある人を大事に育てていこうという方針に切り替わってきています。これは業界全体で共通した動きです。
そのため、お店に所属してくれるボーイが、少しでも働きやすくなるように様々な福利厚生が整備されてきています。寮を用意するのもその一環ですね。
だから働いてみたいと思ったキャバクラが遠かったとしても、決して諦める必要はありません。まずはお店に相談してみましょう。
寮に入るための条件があるところもあります!
ですが寮に入るためには、お店が定めている条件をクリアしていなければいけません。
まず当たり前の話ですが、お店に雇われる必要があります。面接で合格をもらうまでは、寮の部屋を押さえておくこともできません。
次に「週5日以上の勤務が条件」となっているお店が多いです。お店によっては「週6日勤務が条件」という場合もあります。
また入寮後の話ですが、「彼女や女性を連れ込んではいけない」という条件がある寮も多いです。
寮には他のボーイも住み込んでいるので、その迷惑になるような行為は禁止されています。
寮はタダでは住めません!
寮に入居するメリットは、初期費用となる敷金・礼金がいらないと点ですが、毎月の費用は必ず発生します。家賃・光熱費・水道代は、必ず払わなければいけないということですね。
これらの費用は毎月のお給料から天引きされることがほとんどですので、入寮している最中はあまり意識しなくてもいいかもしれません。
またキャバクラによっては、毎月の家賃に光熱費・水道代が含まれている場合もあります。僕が知っている限りでは、お店で働いている日は食事補助が出るので、食費もほとんどかからないというお店もありました。条件の良いお店の寮はとことんまで条件がいいです。
都内のキャバクラが用意している寮では、「光熱費別で月8万円から」という寮が多いように思います。
そのエリアの不動産の相場からすると多少割高な場合が多いです。
中には本当に安くで住める寮を用意してくれているお店もありますが、少数派だと思います。
個人部屋はあまりなし!相部屋がほとんどです……
ボーイ用の寮は、基本的に相部屋になっていることが多いです。個室のワンルームが用意されていることはまずありません。
なので、後々トラブルにならないように、身の回りの持ち物はきちんと管理しておきましょう。
また現金や貴重品を置いておくのもやめた方がいいです。実際に盗難の被害に合うこともあります。
キャバクラの相部屋寮を使う上で怖いのは、何よりもトラブルを起こすこと。
お店で一緒に働いている上、家に帰っても顔を合わせることになります。本当に仲が良ければ問題ありませんが、一度でも揉めてしまうと、寮に住みづらくなってしまうでしょう。