自分はボーイに向いてる?向いていない?こんな人が長続きしてます!

ボーイの体験談

キャバクラでボーイになるのに、特別な技術は必要ありません。未経験で入店して結果を出している人は大勢います。

しかし「ボーイ向きの適性を持っている人」というのはいるように思います。これは、実際に長年ャバクラで働いてきた僕の経験に基づいたお話です。

この記事では、ボーイの適性について紹介したいと思います。

ボーイの向き不向きは要チェック

ボーイという仕事は負荷が大きく、長続きしない人も大勢います。「仕事内容が辛すぎてで体力がもたないからだ」と言う人もいますが、僕はそれは少し違うと思っています

体力的な理由で辞める人も確かにいますが、どちらかというと適性がなくて辞めている人の方が多いです。

なのでボーイになる前に、しっかりと自己分析をした上で、求人に応募することをおすすめします。

「本当に自分がボーイとしてやっていけるのか?」といった部分をあまり考えないでボーイになった人の中には、精神的に病んでしまった人もいます。

ボーイに向いてる人はどんな人?

それではボーイ向きな人の特徴を紹介していきます。

まずはボーイ向きな人の特徴を箇条書きにしてみました。

  • メンタルが強い人
  • 目的意識がはっきりとしている人
  • 要領がいい人
  • 接客が得意な人

それぞれの特徴について詳しく説明していきます。

1. メンタルが強い人

メンタルの強さは、ボーイの仕事を続けていくために最も重要な素質だと思います。

なぜなら、キャバクラは超がつくほどに強烈な縦社会だからです。

お客さんのご要望にお応えするのは当たり前ですが、上司や先輩マネージャーの命令にも絶対服従しなければいけません。

指示された内容が多少常軌を逸していても、「できません」とは言えないのです。「無理です」も禁句ですね。

またキャバ嬢からも、かなりの無理難題を押し付けられます。

なぜなら、平のボーイはキャバクラ内でのヒエラルキーが最底辺だからです。

キャバ嬢の大半は、四六時中イライラしています。バックヤードの控え室の空気は大抵最悪です。

そのため、ほとんど八つ当たりのような要求をされることがあり、うまくかわせないボーイはサンドバックのような扱いを受けることになります。

これらの理不尽に耐えながら、フロアでは常に笑顔で接客しなければいけません。

メンタルが強くないと耐えられないでしょう。

2. 目的意識がはっきりとしている人

メンタルの強さにも関係するのですが、目的意識がはっきりしている人は長続きしています。

目的の内容は本当になんでもいいんです。

「金を稼ぎたい」だとか「店長になって大きな顔をしたい」だとか、その内容は問題ではありません。その目的にかける思いの強さが重要です。

実際問題として、ボーイはかなり辛い仕事です。ただメンタルが強いだけでは、耐えられないような理不尽が襲いかかってくることもあります。

その手の理不尽の内容は、大抵の場合において自分には全く非がありまんせん。しかし状況的には、自分が責任を取らなければ収まらなくなっていることがほとんどです。

そうしたやり場のないストレスは、はっきりとした目的意識を持っていないと乗り切ることはできません。

3. 要領がいい人

要領がいい人もボーイ向きです。

ボーイはキャバクラの雑用全般を担当しているので、こなさないといけない仕事がたくさんあります。

かなりの仕事量になるので、普通にやっていてるようではいつまでたっても仕事を終わらせることができません。

そこで必要になるのが、要領の良さです。

仕事に優先順位をつけ、同時に複数の仕事を進めていく必要があります。

要は業務全体の流れをしっかり把握して、効率のいい仕事の手順を考えられる人材が求められているということです。

4. 接客が得意な人

接客が得意な人もボーイ向きです。

キャバクラは普通の接客業とは違い、「サービスそのもの」をお客さんに提供することで対価をいただいています。

お酒はお出ししていますが、本当の商品は「接客」ということです。なので、当然ボーイの接客もサービスの内ということになります。

接客のうまいボーイはお客さんに気に入られるので、太客に気に入られているボーイは出世しやすいです。

ボーイに向いていない人はどんな人?

次はボーイに向いていない人の特徴を紹介します。

先ほどと同じように、ボーイに向かない人の特徴を箇条書きにしてみました。

  • 過去の失敗にとらわれてしまう人
  • 機転がきかない人
  • 会話をする力がない人
  • 何となくで仕事をしている人

それでは詳しく説明していきます。

1. 過去の失敗にとらわれてしまう人

キャバクラの仕事で最も重視されるのはスピード感です。確実性も必要ですが、「遅い」ということは最も嫌われます。

普通に仕事をするスピードが遅い場合は、その作業に慣れていけば問題ありません。諦めなければ必ずスピードアップします。

問題は、過去の失敗にとらわれてモタモタしてしまう人です。

切り替えができない人は、キャバクラで生き残ることはできないと思います。

2. 機転がきかない人

キャバクラはお客さんを相手にする接客業なので、店内の状況は刻一刻と変化していきます。

その変化にうまく対応するのもボーイの重要な仕事です。

ある程度長期間勤めていれば、大抵のことは予測の範疇に収まってくれるのですが、たまに本当にとんでもない事態が巻き起こることがあります。

お客さんやキャストが予想外の行動に出たり、ちょっとした失敗が大事になってしまうことも珍しくはありません。

そうした状況に追い込まれたとき、機転をきかせることができない人は、うまく乗り切ることができません。

場合によっては、そのことをきっかけにお店を辞めてしまうボーイもいます。

3. 会話をする力がない人

キャバクラでは会話をする力をとても重視します。

ここで言う会話をする力というのは、言葉による会話以外も含めたコミュニケーション能力全般のことです。

場合によっては、言葉にすることができないので、アイコンタクトでお互いがやることを察し合い、すぐに行動に移さないといけないこともあります。

これはボーイ同士でもそうですし、キャストとの連携を取るときもそうです。

なので会話力が低く、うまく連携を取れない人は長続きしません。

4. 何となくで仕事をしている人

これは向いていないというか、クビになることが多い人の特徴です。

どんな内容であったとしても、何か目標があって仕事をしている人はある程度責任感を持って働きます

それに比べて、ただ何となくで仕事をしている人は、ここぞというときにやる気を出せないので、絶対に外せないタイミングでとんでもない失敗をすることが多いです。

失敗をすること自体は仕方のないことなのですが、その原因が「やる気のなさ」では誰もフォローをしてくれません。

最終的にお店からクビを申し渡されるか、連絡がつかなくなることが多いです。

自分がどんな人間なのか知っておくことが重要です!

いかがでしたでしょうか。ボーイという職業にも、向き不向きがあるということがわかっていただけたと思います。

どちらにしても、自分がどんな人間なのかを、ある程度客観的に分析、把握しておくことをおすすめしたいです。

ボーイにならなかったとしても、必ずどこかで役に立つ日がきます。

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