【実体験】ボーイの仕事は大変だけど楽しいです!意外なやりがいとは

ボーイの体験談

平のボーイの仕事は正直かなり辛いです。

毎日毎日とにかく雑用をこなすばかりで特に変化がなく、店内でのヒエラルキーは最底辺です。

でも実際にやってみると、そう悪いことばかりでもないことに気づくと思います。

ボーイの仕事は案外楽しいのです。

この記事ではボーイの仕事内容ではなく、やりがいについて紹介していきます。

雑用の仕事は大変だけど通過点だと思いましょう

平のボーイの仕事は主に店内の雑用です。

買い出しや荷運び、オーダー取りや配膳にキャストのストレス解消など、慣れないうちはやりたくないことばかりやらされているような気持ちになるかもしれません。

でもこれらの仕事はただの通過点であり、必ず経験しておかなければいけないことなのです。

何も入店してすぐの新米ボーイをいじめるために、誰もやりたがらない雑用を押し付けているわけではありません。雑用をこなす過程で、キャバクラの仕事の全体像を把握できるようになることを期待されているのです。

知らない人から顔見知り、知り合いに?

キャバクラには、本当にたくさんのお客さんが訪れます。

そのお客さんたちのバックボーンも多種多様です。近所の年金暮らしおじいちゃんから普通のサラリーマン、大企業の重役から経営者の方まで、とてつもなくバリエーション豊かな顔ぶれです。

そんな人たちと、接客を通して仲良くなれる機会がたくさんあります。

キャバクラでお客さんの接客をするのは主にキャストの女の子ですが、キャストの手が回らないときはボーイテーブルについて間を持たせることも多いです。

そこで会話をしていると、お客さんから気に入られて、個人的に仲良くなってしまうこともあります。

僕も実際に「キャストと話すより面白いから次は君を指名するわ(笑)」と言っていただいたことがあります。そのお客さんは次に来店されたとき、本当に僕を指名していきました。

これはそんなに珍しことではありません。

こうしたつながりが人脈になり、何かやりたいことができたときや、独立して自分のキャバクラを立ち上げたいと思ったときに、支援してもらえることもあるのです。

ボーイの醍醐味 昇格・昇給の早さについて

ボーイの醍醐味といえば給料です。

一般の会社では、昇格や昇給は1年に1回、もしくは2回程度という会社が多いと思います。スピード出世を売りにしている会社でも年に4回程度。

しかしキャバクラのボーイの昇格・昇給は完全に随時です。仕事ぶりを認められたらその日から昇格しますし、給料も役職に見合ったものになります。

特に系列店をたくさん持っている大手に勤めていればチャンスは無限大です。人の入れ替わりが激しい上に、新店舗がガンガン立ち上がるので、出世するチャンスがそこら中に転がっています。

僕が知っている限りでは、入店から1ヶ月で主任、4ヶ月目にはマネージャー、7ヶ月で他店舗の店長に就任したボーイがいます。

主力店舗の店長を任されていたので、7ヶ月目には月収100万円を軽く超えていたそうです。さらに担当ボーイがいないキャストの売上バックと目標達成のインセンティブがプラスされるので、年収換算すると2,000万円近い金額を受け取っていたと思われます。

その人は本当に仕事ができる人だったので、今は店舗実務からは離れ、経営側にまわってエリアのマネジメントに関わっているようです。

下積みを頑張れた者が店長・経営幹部となる!

下積みは苦しいことやつまらないことが多いです。

しかしこの雑用仕事を頑張れるかどうかで、後々のキャリアパスが大きく変わります。

下積みを頑張ったボーイだけが、店長や経営幹部にまで出世できるのです。これは僕がキャバクラで長年勤めてきた経験から実感した事実です。

店長や経営幹部として仕事をするには、キャバクラのことを知り尽くしていないといけません。

キャバクラのことを深く理解するためには、下積み時代に雑用を経験しておくことがとても重要になります。

キャバクラは出世がとてつもなくスピーディーなので、雑用をできる機会は入店してからのほんの少しの間だけです。

下積み時代の経験を出世してから活かせるように、しっかりと仕事を覚えることをおすすめします。

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