長年キャバクラで働いていると、新しいボーイが入店したときに、「この人は長く続けてくれそうだな」だとか「この人はすごいスピードで出世しそう」と感じることがよくあります。
今まではあまり意識せず、なんとなくそう感じていただけだったのですが、この記事のために言語化していなかったその感覚を文章に起こしてみました。
すると昇進できるボーイの条件が、かなりはっきり見えてきたのです。
今回の記事では昇進できるボーイ、つまりいいボーイの条件についてまとめてみました。
これを参考にすれば、半年後にはあなたも店長になっているかもしれません。
【引用元サイト】ボーイの役職の種類と出世する方法
気配りができるボーイ!気配りボーイ
出世するボーイはみんな気配りがとてもうまいです。
彼らは必要なときに必要な物を言われる前にサッと出してきたり、上司や店長のツボをよく心得ていて、指示された以上の仕事をやってのけます。
気配りができるボーイはお店にとって重要な存在です。なのでかなりスピーディーに昇格していきます。
気配りと言うと、「生まれつきだから誰にでもできることじゃない」と諦めてしまう人が多いようです。
でもそんなことはありません。実は訓練次第で誰でも身に付けることができます。
気配りの基本はよく観察した上で、しっかり考えて行動することです。
周囲の状況を把握し、求められるであろう適切な行動を取っていればOK。
慣れないうちは中々スピーディーに実行することは難しいのですが、毎回しっかり意識して仕事をしているだけでどんどん判断力がついてくるので、要領の悪い人でも2、3ヶ月くらいでできるようになります。
余計なことをしない!無関心ボーイ
余計なことをしないボーイも出世します。
無関心ボーイと書きましたが、仕事に無関心になれということではありません。
ボーイはキャバクラにとって黒子のような存在です。
なので余計なことには関心を持たず、一心不乱に自分がやるべき仕事をやりつづけなければいけません。
例えばミーティングの際もそうです。
周囲の話や上司の話をよく聞き、店内での自分の役割を理解した上で発言をしましょう。よく考えて発言しないと、越権的な発言になってしまったり、場の空気を読めていない意見になってしまいます。
無関心ボーイというのは、空気を読んで適切な行動をすることができるボーイのことです。
仕事をあきらめない!やる気ボーイ
ボーイの仕事は山のようにあります。それを見ていると、時にはやる気がなくなってしまい、「もうどうでもいいかな…」という気持ちになることも珍しくはありません。
しかし出世するボーイは違います。そういったときにこそやる気を出してくるのです。
辛いときや苦しいときは、その人間の本性が出てきます。
「もうできない」、「もうだめだ」という気持ちが湧いてくるのは仕方のないことです。でもそこで踏ん張って率先して仕事に向かうことができるボーイは、間違いなく出世します。
やる気は積極性とイコールです。やる気を出して困難な仕事に立ち向かえるボーイは大事にされますし、店内のスタッフ全員からも一目置かれるようになります。
キャバ嬢に聞いたこんなボーイは嫌だ!
最後になりましたが、キャストに嫌われるボーイの例を紹介します。
キャバクラという職場で、売上をつくっているキャストに嫌われてしまった場合、まず出世できません。
逆に考えると、キャバ嬢に好かれるボーイになれば、確実に出世することができるということでもあります。
これから書くことは、全てキャストから直接きいてきたことばかりです。
- まともな挨拶ができないボーイ
- 店長やマネージャーにはヘコヘコするのに後輩やキャストには偉そうなボーイ
- きちんと目を見て会話できないボーイ
- 馴れ馴れしいボーイ
- プライベートに踏み込んでくるボーイ
- すぐに責任転嫁するボーイ
いかがでしょうか。全体的に言えることは礼儀がなっていないボーイや、公私の区別がつけられないボーイが嫌われているようですね。
よくよく考えてみると、全て社会人としては当たり前のことばかりとも言えます。